ある居場所の一つ。

" 中学生の頃、転校した自分にとって塾という存在は勉強するのに最適な環境でした。学校でももちろんすぐに友達はできましたし、クラブ活動でも仲間ができました。
しかし、中学生の自分にとって新天地での最もプレッシャーとなっていたのは高校受験でした。依然住んでいた地域のことはなんとなく耳に入ってきていてイメージできていたのですが、地域によって受験体制は違うため一人では迷うことが多かったと思います。学校での友達は成績など関係なくつきあっていたとこもあり、塾に通うことで、そして塾でできた友人たちと語らうことで目標をしっかり捉えることができたのだと思います。
学校や部活で友人ができたとはいっても、学校自体はとても荒れた学校でしたので塾では非常に集中することができたこともまたあると思います。
塾は少人数で10人に満たない数でした。ですから、先生とも距離も近く、たいしたことのない質問でもていねいに答えてくれましたし、少々のわがままも聞いてくれましたし、非常にいい関係が築かれていました。今から考えてもなかなか見つけようと思っても見つけにくいような場所であったかもしれません。
ある意味、ひとつの心地いい居場所のようだったと思います。"